コラム 2002年春号
「電子メール」 |
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いまさら「電子メール」の話?と思われたことでしょう。最近ではパソコンのメールや携帯電話のメールと多くの人が「電子メール」を利用していて、「ちょっとしたこと」や「いつでもいい用事」など電話やFAXなどと使い分けることができて便利だと思いますが、一方で携帯電話に広告メールを大量に送られてくる「広告のデパートのごとく送られてくる迷惑なメール」や、ウィルスなどを添付して送りつけてくる「悪質なメール」も増えているようです。このような問題は対策が難しく関連メーカーや国の機関などでも情報提供などいろいろな対応を行っていますが、「ウサギとカメ」のごとく対応してもまた新しい手口で出回ってくるのが現状のようです。そこで今回は私の体験談や対策などをお話したいと思います。 先日、私も実際に「迷惑メール」の被害に遭いました。一日におおいときでは十数件の大量「広告メール」は朝・昼・夜中問わず呼び出し音が一回鳴り送られてきて、だんだんその量が増えてきました。最初はこんなものかと思いましたがあまりにひどいので、メールアドレスを変更を余儀なくされました、変更後は一ヶ月ほどたった今でも一度もきていません。パソコンの電子メールで送られてくるウィルスも一時は「ウィルスの総合商社」のごとく、自宅のコンピュータにも会社のコンピュータにもいろいろな種類のものがどこからともなくやってきていました。ウィルス対策ソフトがインストールされていたので大事に至らないで済んでいます。 そこで「対策」についてですが、まず「広告メール」の方は、みなさんもご存じのように「単純なアドレス名」だと判明しやすいのか多く送られてくるようです。と言うことで簡単ではありますが記号や数字などを組み合わせた長めのアドレスに変更するのが一番のようです。「パソコンメール」についてもありきたりではありますが「ウィルス対策ソフト」をインストールして、「ウィルス定義ファイル」は最新のものを常にダウンロードしてインストールするのが最低限の「対策」になるでしょう、もちろんオートプロテクト状態で「メール受信」「ファイルを開く」時に常にガードしている環境を作ってください。 この種の「セキュリティ」問題に「絶対安心」はありません、とにかく自分のできることを「めんどくさがらずしっかりとやる」、そして詳しい人やインターネットなどから情報を収集しておくことが一番の対策だと思います。よく知人に「何か良い対策はないか?」と尋ねられますが、残念ながら、なかなか「良い薬」が無いのが現状のようです。 一日でも早く「安心して」メールができる環境ができればよいものですね。 |
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